練香

  • カテゴリ: 葬送情報

お墓引っ越しコンシェルジュです。       

 

最近は、終活という言葉が世間に認知されてきていますが、

超高齢社会の中、相続や介護・医療などの問題はさらに深刻になってきています。

そして、実家のお墓や親戚の田舎のお墓などで様々問題が増えてきています。

 

お墓の承継問題や古いお墓の撤去・墓じまいなどの事例が多くなり、

様々な供養や埋葬方法が増えています。

 

お墓引っ越しコンシェルジュが、

供養や風習、納骨方法、日本の風習などを

難しく解説をするのではなく、解りやすい説明を致します。

少しでも納得してもらえたら幸いです。

 

 

 

 

 

練香

 

 

 

本日は「練香」です。

 

 

 

 

 

 

 

練香(ねりこう)は、香木(こうぼく)や漢方薬で調整された古典的な香りです。

 

丸薬状になっており、漢方薬を粉にしたものを調合し、蜜や梅酢で練り固めたものです。

 

蜜を使用するのは、乾燥を防ぐためです。

 

もし、乾燥をした場合は、ぬるま湯や少々の蜜で湿らせて使えます。

 

香木の良さを別の角度から引き出した独特の香りで、焼香・抹香とも異なる独特の香りで、

 

調合の数は、無限にあります。

 

 

 

 

練香の香原科

 

 

 

花や草・葉の形にはめて作る印香もあります。

 

 

 

 

 

練香の香原科棚

 

 

 

 

 

 

練香は、源氏物語にも登場していて、

 

源氏物語の中では、薫香がつねに物語の背景に存在しています。

 

平安時代の貴族は、それぞれの香りを持っていて家電の秘宝に従って練香を作り、

 

これを披露し合う「薫物合わせ」(たきものあわせ)を楽しんでいました。

 

そして、香りが洗練されていき6種類に集約されて、有名な「六種の薫物」ができました。

 

物語に登場した4種類の香。

 

春の香 梅花

 

夏の香 蓮の葉 荷葉

 

秋の香 菊の花

 

冬の香 侍従

 

(以前は、秋の香が侍従。冬の香が黒方)

 

 

 

 

平安時代の衣装

 

 

 

 

 

昔の人たちは、練香を髪の毛や衣服に焚き染めて使われていて、

 

薫衣香(くのえこう)と呼ばれるものとは別で、

 

個々に香りを所有して香りで人を判断していたそうです。

 

 

 

沈香の置物

 

 

本日、練香の作成を体験させていただいた店舗の紹介です。

香源

http://www.kohgen.com/user_data/tokyoginza.php

創業昭和十二年、4000点を超える日本全国のお香が勢揃い。

専門スタッフが香り選びのお手伝いをさせて頂きます。

 

凄くわかりやすい説明で、とても楽しく練香の作成体験ができます。

 

 

 

 

これからも、お墓引っ越しコンシェルジュは、

改葬(お墓の引っ越し・お墓の移動・墓石の移し)・

古いお墓の撤去・墓じまいなどの相談や困り事のお手伝いを致します。

 

また、遺品整理やお墓参りの同行、お墓の掃除などのお手伝いも受け付けております。

今後は、様々な供養方法や納骨施設の情報などを公開していきます。

 

https://www.ohaka-hikkoshi-kaisou.com

 

 

 

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2015年12月17日 21:27

お墓の引っ越しをお考えなら、「お墓引っ越しコンシェルジュ」へ任せてください!

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