お墓じまいの費用と負担者、費用を安く抑える方法

  • お墓じまいは高額な費用がかかることがあり、その費用の負担者については家族や親族間での話し合いが重要です。


    この記事では、お墓じまいの費用とその負担者、さらには費用を安く抑える方法について解説します。


  • 1. お墓じまいの負担者について
  • 1.1 お墓の承継者が支払う場合


    お墓の承継者が最も一般的な支払い負担者です。


    お墓の所有権を持つ承継者は、お墓の管理ができるため、費用も払うことが期待されます。


    民法897条によれば、承継者の指定があれば指定を受けた者が承継者となりますが、指定がない場合は慣習に従って決定されます。


     


    1.2 お墓の承継者+血縁者が支払う場合


    費用が高額な場合、お墓の承継者だけでなく、兄弟や親族などの血縁者が協力して費用を支払うことも一般的です。


    支払いの割合には決まりがなく、協力者間で相談し、納得のいく形で決めることが重要です。


     


    1.3 故人様が支払う場合


    珍しいケースではありますが、故人様が終活の一環として生前にお墓の撤去費用を用意している場合もあります。


    事前に遺言や貯金の確認を行うことで、負担が和らぐ可能性があります。


  • 2. 費用が払えない場合はどうする?
  • 2.1 家族や親族に相談して協力してもらう


    費用が払えない場合は、一人で悩まずに家族や親族に相談し、協力してもらうことが重要です。


    負担を分かち合いながら解決策を見つけることができます。


     


    2.2 宗教法人に相談する


    お寺に所属している場合、住職に相談することで、費用の相談や支援が得られる場合があります。


    誠実なコミュニケーションが重要です。


     


    2.3 自治体に相談して補助金制度を利用する


    自治体によってはお墓じまいに対する補助金制度がある場合があります。


    ご遺族は自治体に相談し、サポートを受けることで負担が軽減される可能性があります。


     


    2.4 メモリアルローンを利用する


    一部の銀行では、お墓や葬儀に関する費用に対して「メモリアルローン」を提供しています。


    審査が通れば、お墓じまいにも利用できる場合があります。


  • 3. お墓じまいをせずに放置した場合
  • お墓を放置すると「無縁仏」の問題が発生する可能性があります。


    お墓が放置されると、法律に基づき墓地管理者がお墓を撤去することがあります。


    その結果、ご遺骨は合祀墓に埋葬されます。


  • まとめ

お墓じまいは慎重な検討が必要な決断です。


費用だけでなく、家族や親族とのコミュニケーションも欠かせません。


適切な選択をするためには、事前に十分な情報収集とアドバイスのもとで進めることが大切です。


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