市街地のすぐそばに、緑濃い木々の中に眠る安らぎの墓所
1854年(嘉永7年)に、横浜港に寄港していたアメリカ海軍の水兵ロバート・ウィリアム(24歳)がフリゲート「ミシシッピ」のマスト上から誤って転落死したため、
海の見えるところに墓地を設置して欲しいというペリーの意向を受け横浜村の増徳院の境内の一部に設置されたことに由来する。
その後も外国人死者がその付近に葬られ、1861年(文久元年)に外国人専用の墓地が定められた。
1.8haの墓域に、19世紀から20世紀半ばにかけての40ヶ国余、5000人余りの外国人が日本の近代化に貢献し、志半ばで倒れた人、犠牲になった人々が葬られている。
(鉄道建設のモレル、ビール工場のコープランド、教育者のキダー、生麦事件のリチャードソンなど)
申し込み資格
墓地のご購入者、ご建立者は国籍宗教問いません。
埋葬されるご遺骨に関して次の条件を満たさなければなりません。
1、生前外国籍かつ永住者であること。
2、死亡された時の住民登録は神奈川県内であること。
墓所建立後も親族以外に埋葬できるご遺骨は上記の条件を満たさなければなりません。
その際に1体のご遺骨を納骨するのに30万円(非課税)かかります。
なお、中国籍の方は中華儀荘の墓地をご利用ください、横浜山手外国人墓地は現在受け入れておりません。